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中国 あふれかえる食品添加物

2011年05月15日
 
【新唐人日本2011年5月15日付ニュース】本来、人を健康にしてくれるはずの食品。しかし、それが中国では健康を害する元凶にさえなっています。9割近くの食品が添加物入りで、暮らしの中の添加物は2000種類を超えます。では、報道をご覧ください。
 
中国大陸のネットには、人民大会堂で、中国の毒入り食品を使い晩餐会を開いたらどうなるかという面白い試みが載りました。
 
1品目は、中国風肉団子。筋肉増強剤入りのえさで育てた豚を使い、工業廃水で汚染された川の水で煮ています。
 
2品目は、四川風の鍋。これは廃油をたっぷり使い、殺虫剤で香りを付けました。人工着色料や人工調味料などが加わり、独特の味を醸し出しています。
 
3品目は牛肉の串焼き。特筆すべきなのは、牛肉ではなく豚肉を使っていることです。マルトールという食品添加物で豚肉の臭みを取った後、牛肉エキスに漬けると、豚肉が牛肉に変身します。
 
そしてキクラゲと白菜のミルク炒め。キクラゲは、コールタールと墨汁などで処理すると、量が増え黒味も増します。さらに、メラミン入りの粉ミルクも加えましょう。
 
主菜は、抗生物質漬けにされたアワビ、硫黄で燻されたふかひれ、ホルマリン漬けのナマコ、豚の皮で作られた魚の浮き袋、工業用の塩で保存された干し貝柱。蛍光増白剤で漂白されたキノコ、赤く着色されたハトの卵。避妊薬入りのえさで育てたすっぽんのえんぺら。これらを3日3晩コトコト煮れば完成です。
 
主食は合成着色されたマントーなど。お酒は工業用のアルコールのほか、色素、合成調味料、サッカリンなどの有毒な添加物を加えて作ったワインがあります。
 
中国食品と聞くと多くの方が身構えますが、その主な元凶は添加物の乱用です。
 
たとえば漬物には着色料。ゼリーには防腐剤。アイスキャンデーには食品添加物16種類、インスタントラーメンには14種類含まれています。9割近くの食品が添加物入りで、暮らしの中の添加物は2000種を超えます。
 
中国疾病制御センターの張柬波研究員は「食品添加物を加えない方が、逆に安全ではない。もし防腐剤がなければ、売り場のどれだけの食品が悪くなってしまうのか」とその必要性を訴えます。
 
しかし今、多くの研究が原因不明の現代病と食品添加物の関連性を指摘しています。たとえば、食品添加物の多くで発がん性が疑われています。
 
解放軍総合病院の趙霖教授は、利益に走る企業による添加物の乱用を指摘しました。
 
中国政法大学の呉景明教授は、中国当局の法規制の遅れを指摘。さらに、食品安全を管轄する部門が多岐にわたるため、責任の所在もあいまいです。加えて、検査基準や技術も遅れていることも、添加物の乱用を招いている原因だと結びました。
 
新唐人テレビがお伝えしました。

www.ntdtv.com/xtr/gb/2011/05/11/atext530251.html.-【禁闻】网友炮制「中国特色」有毒食品国宴.html

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